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江戸時代の御所の宮女
2011,8
江戸時代になると京の御所で宮女が日常十二単を着ることはなくなり、 白の小袖に長袴という服装が普段着となります。 江戸も後期に下ると、このような幅を広くした袴を肩にかける姿が流行します。 髪型も、かつての垂髪(すべらかし)から、左右の鬢を張った大垂髪(おおすべらかし)に 結い上げる結髪が誕生します。 この官女は大垂髪ほど鬢を張らない、中垂髪に結い上げています。